小学校受験

小学校受験本番で、幼児なりのゾーンに持っていく方法

「小学校受験本番で最高の状態で迎えるように」とよくお教室に言われたものですが、心の中ではそんな簡単にできないよと思っていました。しかし、実際に試験を受けてみると、本当に効き目があったわかりやすい方法が一つありました。

それは合格による成功体験です。

今年の合格者も周りを見渡すと、難関校を複数合格している方が多い。これは偶然ではないなと思っています。
表題のゾーンとは、物事に深く集中して最高のパフォーマンスを出せる状態のことを意味しますが、お子様が漫画のように、直前で別人のように進化して受験をすることも可能です、本当に。

合格したという事実は、親の喜びを通じて子供に浸透し、自己肯定感の塊になります。
するとどうなるかというと、それ以降子供にとって試験は緊張の対象どころか、楽しみなイベントに転化するようです。公園に行くかのようにまた行きたいと言うようになります。試験前はリラックスしている割に、試験が始まるとピシっとして所作も完璧です。ただやるべきことを楽しんでやれている、という状態になります。

この動機、良し悪しはありますが、幼児はシンプルにまた合格したと言われたいわけです。でも、それで実力が十分に発揮されるなら良いですね。

この場合、違いを確認できたのが面接です。
横にいるからわかりますが、緊張がない分、下手をすると親より上手になります。つい一か月前までは想定外の質問が来たらしっかりしゃべれるかな、という心配がありましたが、当日は答えもスムーズ。これは自信の裏付けによるものだと思われます。

この調子で行動観察もやっているのかと思うと、親もある程度安心できます。口頭試問も大丈夫でしょう。すると、考査で非常に幅広い分野でプラスの効果が期待できるわけです。

このため、試験は早い段階で受験して、自信を持たせることは有効な手段と考えます。但し、落ちたら逆に自信を失いかねませんので、今の段階で学校のことを良く調べ、説明会も参加し、合格して本当に行きたい学校のみ受験することをおすすめします。

最後に、これは個人の考え方にもよりますが、行く気のない学校の試し受験は本当に時間の無駄で、お互い不幸なのでおすすめしません。一方で、行きたい学校は一つでなくても良いはず。良い学校はたくさんありますから、行きたい学校を複数探して、全てにつき万全の対策を取ってください。

 

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